心地よさを得よう|自分で簡単にできるセルフメンタルケアとして有効

心地よさを得よう

ハートを持つ医者

トラウマから解放

バタフライハグは、トラウマに対する心理療法としている精神科や心療内科が多いようです。マニュアル化されたやり方のみならず、患者さんの精神状態によって、肩・腕・背中といった体の一部をタッピングするアレンジも加わります。トラウマになった出来事に似たシチュエーションに遭遇することや、情緒不安定になった際にはバタフライハグを行うのですが、そのためには『リソース』が必要になります。基準は、安心あるいは安全を感じるものです。今の状況が安心できるもの、安全な場所ではない、そうした可能性が否めないからこそバタフライハグが必要なのでしょう。もちろん、選び方に決まりはありません。自分が好ましく感じるものでも大丈夫、具体的でなくともフワフワした雲を浮かべるのもいいでしょう。安心の基準は心地よさですし、安全の基準はリラックスできる場所になります。小さな子どもから高齢者まで、誰でも、どこででもできるバタフライハグですが、人それぞれトラウマや心の傷の深さは異なります。そのため、リソース選びに決まりがありません。しかし、基準を挙げるならば、喜怒哀楽でいえば、喜と楽を選ぶということにもあります。家族と出かけた旅行の記憶は、好きな人と場所がセットになっているはずで、哀しみや怒りはないはず、心地よく感じることができるでしょう。

他のものに力を及ぼして影響を与える作用が、バタフライハグにもあるのでしょうか。母親が赤ちゃんの生育に影響しているように、ハグすることで心を癒す効果だけでない相乗効果が期待できるのでしょうか。心の傷やトラウマを癒すために、メンタル療法としても確立していますが、作用に関しては正確なデータ(解明)が取れていないのも事実です。しかし、胸の前で手を交差して肩を交互にトントンとたたくことで精神を安定させる効果があるのも事実です。短時間で脳に作用することもあり得るでしょうし、効果が期待できることが明確化しているから『病気の予防』になる、そうした医師の声も聞きます。例えば、バタフライハグをすることで、ストレスを遠ざけ、自律神経を整えることができるかもしれません。そうなれば、うつ、依存症、失調症などの予防という作用になる可能性は大きいのではないでしょうか。また、バタフライハグをしてもらうことで、トラウマから解放されることはいうまでもなく、例えば、愛情作用にも繋がるのではないでしょうか。日頃、寂しい気持ちでいる子どもも、親の愛をしっかり感じることができるでしょう。旦那さんからDVを受けていたのなら、子どもや親などの家族の愛が作用して情緒が安定することもあります。心の傷を癒す効果があるなら、作用としては、乗り越える力が自然と高まることだという医師の声もあります。